生 徒 指 導 部 便 り bS6
平成24年2月2日
心に「余裕」がなければ充実しているとは言えない
忙しくしている姿と充実している姿は,見た目はとてもそっくりです。どちらのタイプともセカセカと動き、少ない時間を有効に活用していることがわかります。しかしよく見てみると,見た目は同じようでも,表情が違っていることがわかります。忙しくしている人はこわばった表情をしていることに対して,充実している人の顔はとても楽しんでいる表情になっています。見た目はセカセカと動いているのに,どうして表情にこれほど違いが出てくるのでしょうか。それは「余裕」が大きく関係しています。充実している人は余裕をもって行うことができていますから,楽しみを味わうことができます。しかしいくら楽しいことだからといっても余裕がなければ,楽しさを感じる時間もありません。忙しいという字は「心」を「亡くす」と書きます。忙しいという字の左側は「りっしんべん」といって,人の心を表現する漢字です。まさに余裕がなく心を亡くしている状態が「忙しい」という状態なのです。
たまに「忙しい忙しい」と言っている人を見かけます。自分の忙しさを遠まわしに自慢し,自分がどれだけ価値のある人間であるのかを言っている人です。自分が心を亡くしてしまうほど忙しいことに,
自分で酔っているのです。時間を有効に活用できている人は,決して心を亡くしていません。心に「余裕」をもった状態で楽しんでいる人が,充実した時間を送ることができているのです。
「良いこと」を先に考える習慣をもとう
良いことを先に考える習慣をもつと,まわりが明るくなって見えてきます。暗い人は,まず先に欠点やアラを探してしまいます。「こんなにうまい話などあるわけがない」「何かウラがあるはずだ」と、常に悪いところを先に探すくせをもっています。だからいつも笑顔よりも,しかめっ面が先に出てしまうのです。「元気」よりも「疑い」が優先されてしまうのです。たしかにうまい話はそうあるものではありませんが,はじめには素直に喜ぶことを習慣付けておくことです。悪いことを考えるのは,そのあとでも十分に間に合います。はじめからなんでもかんでも疑いが先に出てくるくせがあると,世の中が暗くて絶望的に見えてしまいます。実際に世の中が絶望的でなくても,そういう習慣があると本当に暗くなってしまうのです。世の中は明るくても,見ている人の目に黒いフィルターがあると,なんでも暗くにごって見えてしまいます。対象が,暗いのか明るいのかは関係ありません。見ている人の「心」が明るいか暗いかの問題なのです。はじめに悪いことを考え,アラを探してしまうくせをもっている人は,ちょうど黒いサングラスをかけて見ているようなものです。なんでも悪いことに見えてしまい,良いことでさえも悪く間違って見えてしまいます。ですから,はじめに悪いことから考えるくせをもっている人は,ソンなのです。わざわざ自分自身で,楽しいことを楽しくなくさせ,おもしろいこともおもしろくなくさせているのです。元気になるためには,必ず良いことから先に考える習慣が必要になってきます。黒いサングラスを外して見ると,世の中のありのままの姿をにごらずに見ることができるのです。
< 引用 http://www.happylifestyle.com/ >